あさイチで話題の「発酵性食物繊維」とは何でしょう。
「発酵性食物繊維」は腸活に良いとされています。ここでは含まれる食品、食材についても触れていきます。
「発酵性食物繊維」・・・・・体内発酵とは
まず、「発酵」とは、
- 生物が栄養素として取り込んだ有機物を嫌気的に(=酸素を使わずに)代謝してエネルギーを得る過程。
- 微生物が発酵食品など人間に有益な有機物を生成する過程全般を指し、それゆえ有益でないものを生成する過程である腐敗とは区別される。1.の意味と違い嫌気的でなくともよく、好気的、嫌気的な場合をそれぞれ好気的発酵、嫌気的発酵という。
出典:ウィキペディア
となっています。
体内発酵とは、人間の体内【腸】で微生物の働きにより人間に有益な有機物が生成されることをいいます。
発酵性食物繊維を摂ると体内発酵をさせることができます。
ちなみに発酵食品とは人間の体外でつくられたもので、味噌、酢、醤油、納豆、ヨーグルト等などがあります。これらは微生物の働きにより、元の物質が変化し有機物が生成された食品です。
「発酵性食物繊維」で腸活しよう
体内発酵が起きる場所は主に大腸です。
腸内細菌が、発酵性食物繊維をエサにすることで「短鎖脂肪酸」がつくられます。
「短鎖脂肪酸」は免疫力向上等、健康面で良い働きをします。血糖値をさげ、瘦せ体質になるともいわれます。
以前は一般的に、
・ 水溶性食物繊維は、腸内細菌のエサになりやすく発酵しやすい。
・ 不溶性食物繊維は、腸内細菌のエサになりにくく発酵しにくい。
といわれていましたが、今は「水溶性、不溶性という考え方とは別の分類として、「発酵性食物繊維」という考え方をする必要がある」とされています。
「発酵性食物繊維」はどんな食品で摂れるの?
発酵性食物繊維は何に含まれるのでしょうか?
それは、精製していない穀物や海藻、大豆製品などです。特に押麦や大麦、小麦ブラン(外皮)など茶色の穀物に豊富です。
他に「菊芋」にも含まれます。
大麦の中でも水溶性食物繊維β-グルカンを多く含むのが「もち麦」です。米と一緒に炊きます。↓
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調理しないでよいですね↓
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菊芋のパウダーです↓
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身体の事を大切にお考えのかたはフコイダンについてもご存じだと思います。↓
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